インクルーシブ教育
国連の障害者権利委員会が障害児の分離教育の中止を要請したというニュースを見ました。インクルーシブル教育の推進ということで。つまりは養護学校や特別学校などの分離教育をしないということです。
大学の福祉学科卒業の私にとってはとても嬉しいニュースです。差別とか言われてますが、まずは分離教育から差別は始まっていると思うんです。
私が小学校にあがるころというのは、昭和40年代中ば。そのころは私くらいの口蓋裂くらいの障害でも養護学校へと言われた時代です。
そこでうちの親は普通学校行けるなら、行かせたいといかせてくれました。そこでやはり普通と違うので、いじめにもあいましたが、もし、特別学校に行っていたら、間違いなく今の私はいません。
親にはいろいろ感謝してますが、それが一番感謝しているところです。
知的や精神、発達の障害などでついていけない子がいたら、そこにみんながあわせればいいんではないでしょうか。それだと能力のある子が遅れるということも言われますが、ほんとに真の能力ある子は勝手に伸びていますから。
そんな特別に伸ばさなければならないヤツなんて、結局は能力ないと一緒ですから。だったらほっときゃあいいと。
生活の中に障害ある子などがいれば、それが生活の当たり前になると思います。小さな村の村議にも国会議員にも、先生にも様々な場所に一緒に障害ある方がいれば、それが普通の生活になります。
ほんとうに久しぶりに会心的にうれしいニュースでした。
でも、こういう意見で、いわゆる炎上になるんですかね。(苦笑