続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週間Kudo《2020/9/30》

「1、現在地編」


 いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
 お蔭様で昨日56歳になりました。病気したことで生命の価値にも気が付いたこともありますが、56という歳は少し感慨深いものがありまして、父が亡くなったのが46歳でしたので、父を10年も超えたことになります。こんなに自分みたいな愚かな人間が生きてていいものか?と思いますが、与えていただいた生命を、懸命に全うしていきたいと思っています。

 さて、今週は約1か月ぶりの皮膚科でした。前回の通院で左足はいい状態ということでしたが、今回からとうとう塗り薬をやめてみることになりました。これで二週間様子をみてみるということに。右はもちろんまだまだではありますが、また飲み薬はなし。
 右足は変わらずですが、貼るガーゼが変わりまして、とても小さいものになりました。良くなったからなのかはわからないのですが、変化があることは前進していることと思っていいのでは?
 今回もヘモグロビンa1cを聞かれましたが、今年はずっと7以内をキープしていると言いましたら、「何よりそれが一番のことなので、そのおかげですね。頑張ってますね。」と、褒めていただきました。いつものことですが、些細な一言。嬉しいですね。

 次回は二週間後ではありますが、薬をつけなくての様子見なので、確実に前進はしているんだと思える機会でした。もちろん、いつもの看護師さんにお世話していただきました。感謝、感謝です。

 

   

「2、発病からの経過ドキュメント編」

 

 退院が決まったのですが、ひとつだけ寂しいことが実はありました。

 入院前の検査があったとき、一通り検査を受けて、診察を受けるのですが、診察室に入った時座っていたのが若い女性でした。

 どうぞと言われ、椅子に座ると、一言「見えないかもしれないですが、私は女医の〇〇と申します。よろしくお願いします。」

 診察室には男性医師の名前が書いてあるので、当然男性が座っていると思いきやだったので、少々驚いた顔をしていたかもしれませんが、そんな一言に緊張がほぐれました。

 マスクをしていらっしゃるので、もちろんはっきりとした顔はわかりませんが、雰囲気はその前くらいに朝の連続ドラマ「わろてんか」の主役だった「葵わかな」さんのような雰囲気。若い女性でとても小柄で顔が卵顔。

 最初の挨拶の言葉があまりにも素敵で、思い切り気に入ってしまったこともありますが、とにかくじっくりと話を聞いてくれたのです。これまでの生い立ちから、今回の発症のとき状態、そして身体の状態のチェック。たぶん30分くらいでしょうか、話を聞いてくださった後、主治医先生が登場。そのデータを元に、入院生活についてすの予定などを話しいただきました。

 今までここに発症からのドキュメントを書いてきましたが、この入院までもいろいろなことがありましたけど、入院が怖くて怖くて怖くて仕方なかった私の緊張を溶かしてくれたのはこの「女医先生」でした。

 その日の検査終了時にも、「入院中は私も顔出しますのでよろしくお願いします」と言われ、「暇してるかもなので、ぜひ、遊びに来てください」などと勘違いしたような中年おじさんの答えにも笑って「はい」と答えてくれました。

 最後に主治医先生に、この「女医先生」のお陰で、入院に対しての気持ちが前向きになりました。と言ったら、「彼女は優秀な医師ですから」と言われてましたので、内科先生として、素晴らしい方なんでしょう。

 退院することで寂しいこととは毎日のように回診してくれたその先生に会えなくなること、でした。入院中はほぼ毎日顔出していただき、毎日、その先生を笑わせようと思っていて、それが些細な楽しみでもありましたから。。。

 

 

・・・・・次回へ続く 

 

 

「3、お気に入りの歌詞」

 

毎週、筆者が印象に残る歌詞を紹介します。

 

今週はお休みいたします。