続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週刊Kudo《2020/9/9》

「1、現在地編」

 

今年はコロナと暑さが遅れてきたので、季節感があまりありませんでしたが、気が付けばもう9月、秋ですね。9月は私の誕生日月です。56回目になります。父は私が21のとき、46で逝きましたので、そこから10年も生きたことになります。

ここにずっと書いている闘病記を改めて読んでみると、本当に現在の医療がなかったら、今頃私はとっくに死んでるよなと思います。医療の発展に感謝感謝です。いつかそんな人間の力が、コロナへの向かい方を発見するんではないかと思います。願っています。

 

 さて、少し良くなった皮膚科に続き、今週は眼科の1か月後の検査でした。

 眼の状態の自覚としては、少しやはり右は見えにくくなってるような感じはしていますが、前のように「見えなくなる」感じは全くなく、少々不安な気持ちで診察に行きました。

 いつものように、眼圧、視力、写真などをやってからの診察。視力は変わってないようでしたが、いわゆる見え方は良かったので、これはいいのでは?と思いました。

 5月に注射した箇所の写真。そのときは内出血して真っ赤だったのが、だんだん黄色になってきて、突起も少なくなっていたのですが、今回は色もなく、ほぼ突起もなく、かなり落ち着いたということでした。眼科の先生は一言の刺さる言葉がいい方なのですが、今回も「良かったですね」との一言。でも、とても重くうれしく、突き刺さる言葉でした。自分の日頃の努力を誉めていただいたように感じました。

 

 何度もここにも書いてますが、やはり眼は一番怖い。今の生活が一変してしまうからです。運転ができない、パソコンができないとなると、もう生活自体ができなくなります。とりあえずは落ち着いたということで、本当にほっとしました。

 内科、皮膚科、そしてこの眼科と、いろいろなものが、本当に少しづつ、すこーしづつですが、良くなっていってます。もちろん糖尿病は完治するものではありませんから、油断すればすぐに復活してしまう。でも、今現在、自分なりに努力していることが実を結びつつあります。

 もちろんこれは自分だけではなく、周りの方々すべての方のおかげです。その方々を裏切らないために、頑張ろうと思えるのです。本当に皆様のお蔭、そしてちょっと付け足すなら、、、自分のお蔭(苦笑)。

    

 

「2、発病からの経過ドキュメント編」

 

今までにやったことないような歯磨きのやり方、始めました。教えてもらったのは、歯磨きを使わない磨き方、磨く箇所、食後の時間です。どれもすべて勘違いしていました。

 それを2日間続け、2回目の超音波治療に向かいました。本当に、痛さが全く違いました。こんなにも違うものなのかということと、他の人はこんな感じなんだという、新しい感覚を覚えました。やるとなったら、ひたすら取り組む方なので、退院後に数回通院するのですが、そのときに歯茎が締まってきていて、最初とは違い人の口内のようですよと言われたのはとてもうれしかったです。でも、その裏にそんなに簡単に違ってくるなんて、今までの自分の歯磨きは何だったんだ?と思ってしまいましたが・・・。

 

 そして、CTやMRIなどを撮影はしていましたので、結果はその週の金曜にでるとこのと。場合によっては、移植手術も必要になるかもしれないといわれてましたので、それもあわせて金曜の結果待ちということになりました。

 糖尿病で入院したものの、結果、自分の持病である口腔の治療がこんなに進むなんてとても良かったなと感じました。入院中はとにかく時間を守ってやり方も守って、歯磨きをしていきましたし、もう1年半経った今でもそれは続けています。

 

 

 

・・・・・次回へ続く

 

 

 

「3、お気に入りの歌詞」

毎週、筆者が印象に残る歌詞を紹介します。

 

「ありがとう(2013年)」♪♪    作詞:岡村孝子

 

ささいな 言葉に希望の光を灯したり

ナイフのようにその胸が砕ける日もある

 

この歌詞自体が刺さりました。何気にそういうこと、自分も言ったりしてるんだろうなと。

でも、意識すれば少しは少なくなるかな?と思ったものでした。

今思えば、様々な医療関係の方とお付き合いするようになって、さらにそれを感じるようになりました。