続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週刊Kudo《2020/7/29》

「1、現在地編」

 

この月曜日は、先週の内科の検査結果を午前中に聞いて、午後にその結果をもって皮膚科に行くという初めての連携のような治療活動になりました。

 足の傷が治らないということ、最悪は壊疽(えそ)する危険性があるということで、細心の注意を払わなくてはならないとはずっと言われてますが、自分としては一生懸命にやってるつもりでも、まだまだ良くならない。その原因を探るべく、検査結果を皮膚科の先生に診てもらうことになってのことでした。

 

 内科検査の数値は糖尿病にとって一番肝心なヘモグロビンa1cは6.8。退院後では最高は8。今年になってからはずっと6台ですので、わりといい感じです。しかし、前回の検査では尿酸値の高さが問題ということでした。今回は少し下がりました!が、今度は腎臓の数値を表すクレアチニンが上昇!そして、もしまた尿酸値が高かったら、薬を飲むようにするかということもありましたが、この2か月で下がったので、腎臓のための工夫として、塩分を今より下げての摂取にして、もう少し薬は飲まずにやってみようということになりました。そして二週間後に検査をするということになりました。

 

 その結果をもって、午後は皮膚科へ。腎臓の数値クレアチニンと尿酸値が高かったのですが、それ以外はそんなに影響を与えるような悪いところは見当たらず、どんな所見になるのか、ある意味楽しみにして皮膚科に行きました。

 まずいつもの傷口は、薬を変えたことや、ガーゼを変えたこともあったのでしょうが、傷口はきれいになっていました。しかし、自分の問題は、その中にある穴。表はきれいなってきても安心できないのです。

 やはり内科検査の数値から、これに影響与えてることはありませんでした。それはそれでよかったのですが、それならそれでそれ以外の対応をしていかないといけない、、、。

 いつもの看護師さんにいろいろやることをお聞きしました。ガーゼは1日2回はきちんと変えること。そして靴やサンダルをクッション付きで刺激の少ないものにすること。その他にもすべてのものに関して、清潔にしておいて、清潔なものを使うことなどなど・・・。なーんか大変だーと思いながらも、本当に考えてくれていることに感謝しなくちゃと思いました。前回も今回も処置の時間もあわせて、20分~30分の治療。本当にありがとうございます。(治療単価、とても低い患者ですみません(苦笑))。

 それにしても、自分のこの傷はとてもレアなケースのようで、いつも何人かの看護師さんが見には来てるとは思っていたのですが、今日は一気に4人くらい集まって、何やら話ししてました。はっきり聞こえてきたのは、「こんな風になるんだー」と感心するような、新しい発見をしたような、そんな声がありました。

 レアなケースというのは複雑ですが、これが同じようなことで治療される方の役にたてることなら、それはそれでうれしいことなので、一生懸命直さなきゃと思いました。

 

 そして今日。4週間ぶりの眼科通院でした。眼はいろいろあって、いつも不安になりながらの通院です。以前に何かごみみたいなものが見えるというので急遽通院してから約1か月。自分自身の感覚としては、変わってないように思えていました。

 検査の結果、異状はなし。そして、5月中旬に注射してもらった箇所はとても順調のようで、山の2か月を超えることができたようです。

 早めければ2か月に一回の注射か?と言われていたので、本当によかった。もちろん今後も予断は許さない状況ですが、処置は効いて、出血が抑えられているということで、胸をなでおろしました。やはり眼に何かあると、仕事はもちろん、様々なことに支障がでてきますので、そういう意味でも、本当にほっとしました。。。

 

 今週はまたいろいろ動いた週になりました。月曜の通院ダブル、そして水曜の眼科、、、。通院に割く時間の多さ、そして費用の大きさ、何より精神的不安との闘い。ほんとに精神的にはつらいです。でも、先週、かみさんに言われたように「医療の力を借りながら頑張っていることが伝わった」のかもしれないし、それぞれの病院の先生、看護師さん、本当に向き合ってくれていて、心から感謝しています。それがあるから裏切れない。とりあえずがんばってみようと常に思えるのです。

 思えば、最初の皮膚科から現在に至るまで7つの病院、10を超える科にお世話になっていますが、ほんとに信頼できる素晴らしい方々です。もちろん、最初は自分が生意気なことをいうので、言い合いになったりもありましたが、現在はほんとにほんとに信頼できる方々に包まれて治療活動ができていると思います。

 個人的な思いとして、今回の治療が始まる前まで、医療のお世話になってないときは、病院の先生なんていい加減だとか思ってた部分もありました。どっちかといえば、日本の医療は良くないのではないかと思っていた方です。でも、現在は180度違う考え方になりました。自分がしっかり向き合えば、医療は味方してくれるんだと。一生懸命に向き合えば、周りの方々は応援してくれるんだと感じています。

 

 と、長くなりました。このような思いについては、また機会があれば述べさせていただきたいと思います。そして自分の治療活動、確実に次のステージになったなと感じています。。。

  

   

「2、発病からの経過ドキュメント編」

 

 今週は現在地編が長くなりましたので、お休みします。

 

 

 

・・・・・次回へ続く

 

 

 

「3、お気に入りの歌詞」

毎週、筆者が印象に残る歌詞を紹介します。

 

「明日はきっといい日になる」♪♪    高橋優 

 

明日はきっといい日になる いい日になる いい日になるのさ

笑い合えたらいい日になる いい日になる いい日になるのさ

今日よりずっといい日になる いい日になる いい日になるのさ

君が笑えばいい日になる いい日になる いい日になるでしょう

 

 先週に続いて高橋優の作品です。

結果が怖いような通院のときは結構これ聞いて病院に行きます。

今日の眼科へ向かうときは、まさにこのまんま口ずさんでました。