続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週刊Kudo《2020/8/12》

「1、現在地編」

 

 ここ数日、思い出したように急に熱くなりました。どうかお身体に気をつけてお過ごしください。コロナ禍と熱さ(この字の方が合いますよね)との闘いになりました。自分を追い込まずに頑張りましょう。

さて、先週、ここのブログに「経過が良くなったー」と書けたらいいなと申しておりました。ちょうどあの後、木曜に皮膚科、金曜に内科と検査に行きました。とりあえず今回は、いわゆる「良かった」と言える報告ができます(涙)。
 今の皮膚科医院に通院しはじめたのは2月1日。それから何回通ったかわかりませんが、先週は左足の手当てが必要ないということで良かったーと書きましたが、今回は右足も含めて処置なし!もちろん治癒ではないですし、これからも付き合いながらには変わりはないのですが、処置なしは初めてだったので、とっても、とっても嬉しかったのであります。
 そして、次の日、内科で腎機能の検査。これまでちょっと良くなってほっとしていたら、鼻をへし折られることが多かったので、昨日の皮膚科の喜びで行くと、また落とされるかと思いながら、神妙な気持ちで内科へ。
 おしっこ、血液をとって待っていると、クイック結果というので、知りたい腎機能の確認ができました。診察室に入って、先生の顔をまず見てしまいました。何を言われるのかなと不安に思って、覗き込むように顔を見てしまいました。
「う~ん、腎機能の数値は下がってるね。でも、尿酸値は少し上がってる。とても微妙な感じ。。。」どうとられたらいいのかと思っていたら、この2週間どうしましたか?と聞かれたので、なるべく水分をとること、より以上に塩分を控えることの2点に注意して過ごしたことを伝えると、決して悪くはなってないが、水分とってるようだけど脱水気味だと。

 「ただこの2週間でちょっと改善してるから、薬はまだ飲まないで頑張ってみるかと・・・」

 腎機能と尿酸値の薬は飲み始めるんだろうなくらい思っていたので、「薬を飲まないで・・・」という先生の言葉を聞いたとき、薬を飲むことがどうのこうのではなく、ということは進行していない、少しでも改善してるということだと感じて、急に涙が溢れてきました。もちろん恥ずかしいので、気づかれないようにしましたが、皮膚科内科と続いていい結果がでたのは初めてのことだったので、もうたまらなくうれしかったんです。
 会計を済ませて、自動車に乗った瞬間に「やったー!」って叫んでしまいました。そして5分くらい、五筋くらいの涙を流したと思います。病気してから本当に涙もろくなりました(苦笑)。

 もちろん治癒ではないですし、油断すればまたすぐに戻ってしまいます。でも、ときどきはこのような喜びは味合わせてもらうことでまた頑張れます。先週ここに書かせていただいた「良くなったー」って書きたいという願い、まあ良くなったわけではないですが、処置なしという経過が今までにないことでしたので、これからも何回も書けるようにと願ってます。

 

 

「2、発病からの経過ドキュメント編」

 

 院内での治療になりますので、外来患者さんの開いたときに呼ばれで向かいます。
口腔の治療の初見に向かうときは、足が震えていました。

 ここまで放っておいて何だ!と怒られるだろうなとか、もう手遅れですと言われるかなとか、本当にいろいろ考えました。ある意味、血糖値の高さで驚いて怖くなった以上にこの方が精神的には逃避したかったかもしれません。

 そこで出会った担当してくださる先生は、とっても若くてまずそこにびっくりしました。口腔ですから、もちろん先生もマスクをしているので、顔の詳細はわからないのですが・・・。

 

 先生の前に座った自分の心臓はまさにドキドキ・・・。何年振りにこんなに心臓の鼓動を感じただろうってくらいのドキドキ。今こうやって書いていて、そこで何を話ししたかを思い出さなくてはならないのですが、全く思い出せないくらいです。

 座るなり、自分は少し話を聞いていただきたいのですが、、、と、生意気に告げ、自分の話をひたすらし始めるのでした・・・。

 

 

 

・・・・・次回へ続く

 

 

 

「3、お気に入りの歌詞」

 

毎週、筆者が印象に残る歌詞を紹介します。

 

「宿命」♪♪  official髭男dism 

 

「大丈夫」や「頑張れ」って歌詞に

苛立ってしまった そんな夜もあった

奇跡じゃなくていい 美しくなくていい

生き甲斐ってやつが光り輝くから

 

 

 高校野球甲子園交流試合が始まりました。

先週も書きましたように、本当にうれしかったです。みんなインタビューで開催してくれたことに感謝してると涙ぐんでコメント。その度に泣けてきます。一試合しかないけど、勝っても次はないけど、ただただ甲子園で野球やっただけ、なことなんですけどね。

 この歌は昨年の甲子園大会の応援ソングでした。期待を重く感じることは多々ありますし、自分で自分に期待をかけてしまうことも多々あります。でも、でも、でも、そんなの関係ない。ただひたすらに進むこと、って歌詞が素敵です。

 付記ですが、このヒゲダンのボーカルで曲を書いている藤原氏は自分と同郷で幼稚園の後輩(幼稚園で後輩っていうのかな??)。今のこの活躍は本当に誇りですし、自分も歳に似合わず、楽しめる曲が多く、いろいろ聞かせてもらってます。。。