続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週刊Kudo《2020/6/17》

「1、現在地編」

 

 2020年最初からまさに新型コロナ騒動の1年になっています。1月にかみさんから新型伝染病が国内に入ってきたら大変なことになると聞いていたので、少しだけですが、仕事の意味でも自分の身体の意味でも備えはしてきました。そのおかげやお客様のご理解とご協力によって、今もそんなに慌てることはなく活動できています。本当に感謝の念にたえません。

 私たち商売人は、この緊急事態宣言の間に、より感謝できる時間にできたのではないでしょうか?少なくても私にとっては感謝が深まる期間でした。ありがとうございました。

 

 さて、今日は注射の措置から1か月後の検査での眼科通院でした。

 以前からここに書いておりますが、眼はやはり一番怖いです。何しろ見えなくなるということは、現在行えていることのほとんどができなくなるということですから。仕事はもちろん、自動車の運転もできなくなります。

 4月中旬の検査でに突然に出血が発見され、そこから様子を見て、それが悪化したための注射。そのときも、自覚症状は全くありませんでしたから。今日も自覚症状はないものの、とても心配な思いで通院しました。

 ただ、視力検査の時に、視力は良くなってますと言われたので、視力が良くなるということは、眼の状態も悪くはなってないんじゃないかと思いました。自分ではあの注射以降、眼の見えがとても良くなっているように感じていて、疲労感も前よりなくなってきています。注射がどのように効いて、どのように働きかけているのかはわかりませんが、とにかく良い状況であることは感じていました。そして眼圧検査や写真を撮ってから診察。

 今日撮影した写真を見ながら説明を受けるのですが以前に出血のあったあたりは赤くなっているのですが、今日の写真では少々黄色くなってました。なんか悪くなってるのかいなとふと思いましたが、古くなっていくと黄色くなるらしく、落ち着いてきているということらしいです。

 基本は全く予断は許さない状況ではありますが、落ち着いてきている状況ということでした。本当に、本当に眼は怖いので、本当に本当にほっとしました。。。気は許せないものの、こうして良いという診断が出ると本当にほっとして嬉しくなります。明日も、明日からも、これまでと同じように生活できます。感謝、感謝です。

 

そして次回の通院は、1か月後。つまりは5月20日に行った注射の効き目の期限日。もちろんこれでまた注射ということではないですが、2か月効き目があるようですので、その日の検査は本当にどきどきものになります。

 7月15日。眼科検査、です。と、その前に今週は皮膚科の3週間後の通院、7月上旬には内科通院あります。

 

   

「2、発病からの経過ドキュメント編」

  

入院初日は、看護学校の生徒さん主催のクリスマスナイトというイベントがあり病室の廊下にキャンドルナイトで賛美歌を歌うという素敵な夜でした。入院している患者さんもすべて廊下に出て、それを眺めて、もちろん暗い中ろうそくの明かりだけですので、病院が神秘的な雰囲気が漂っていました。夕食も特別クリスマスバージョンでしたし、その瞬間だけは、いいタイミングで入院できたなと思った夜でした。

私だけなのか、他の糖尿病の方もそうなのかはわかりませんが、とにかく検査、検査の連続でした。もちろん今回は自分も覚悟を決めてましたので、何でもやるという気持ちを先生にもお伝えしてました。

糖尿病の決まった検査はもちろん、疑わしきはすべてきちんと検査してほしい旨を伝えていました。そのせいかどうかわかりませんが、入院の10日間、とにかく検査、検査、検査。そのことが一番大きな印象です。とにかく「忙しかった」という印象です。

基本的な入院生活時間はこんな感じです。朝、6時半起床。すぐに体重と血圧を測ります。朝食はなぜか少し遅めで8時から。そのあとは私の場合、うたた寝呼ばれて検査、時々テレビという毎日でした。典型的な日はこんな感じです。

こんなこと当たり前と思われるかもしれませんが、少なくても、私自身は糖尿病の入院がこんなものになるとは全く思ってませんでした。だからあまり知られない方も多いかと思い、触れてみました。

 

・・・・・次回へ続く

 

 

「3、お気に入りの歌詞」

毎週、筆者が印象に残る歌詞を紹介します。

 

 「風をみつめて」 ♪♪ コブクロ

 

ネジ山の磨り減ったネジを力一杯回した瞬間 二度と動かなくなったんだ

全てをバラバラに壊してしまうまで ただの強さと勇気の区別もちかない僕等さ

 

テレビ東京のドラマ「ハラスメントゲーム」の主題歌。ちょうど録画し貯めていたので、入院のときにDVDにダビングして行きました。このドラマにはまったことでかなり入院生活の最初は時間を過ごすことができました。

この歌詞が自分の現在みたく感じて、心に入ってきました。感動と、ほんと情けないという気持ちが交差してしまいました。