続・血糖値527の伝説

2018年暮れ、糖尿病で入院してからたくさんの方々に大変ご心配をいただき深く感謝いたしております。この病気は完治ということはなく、ずっと付き合っていくことになります。現在も血糖のコントロールはもちろんのこと、5つの病院を毎週のように通院しながらの生活。そんな中、現在の経過も含めて記録を残していくページです。*** 毎週水曜日 18時頃 ほぼほぼ 更新中 ***

週間Kudo《2020/10/28》

「1、現在地編」

 

昨日27日は実父の35回目の命日でした。本当に早いものです。そんな日の前日、プロ野球ドラフト会議が開催され、父が初代監督を務めていた少年野球チーム出身から2名の育成ドラフトでの指名がありました。ジャイアンツ1位とマリーンズ3位。彼らは私にとっても後輩になるのですが、もちろん父のことも、私のことも知らないのですが、私はとっても嬉しく思い、感動して涙ものでした。こんなこともあるんですね。12時になって、日が27日になる瞬間にそのことを天国に報告しました。。。

 

 さて、そのドラフトが行われた日、皮膚科通院でした。前回の様子が良くなかったための10日後通院でした。 

 実感としては、良くなっていると思っていました。さすがに10日前に治療していただいてすぐに悪くなってはだめだからという気持ちでした。

 ただ、患部周りが足首に渡って肌荒れを起こしていたことが気にはなっていました。

 だいたい想像通りで、患部は良くなっている傾向で、抗生物質薬はでなくて、その肌荒れ用に薬がでるという形でした。患部は少々処置はしてもらいましたが、ほぼ順調、引き続き同じような処置を毎日していくことと肌荒れ用の薬をつけていくということで、またまた薬が増えました。が、前向きなことだと思うので、またまたしばらくこれで頑張ります。

 これで異常がなければ2週間後。そのころには2か月ぶりの内科があります。その辺でまたリンクさせて考えれる機会になると思っています。

 通院するのは大変ですが、こういう些細な楽しみもありますから、それを励みにがんばっていきます。

 

 

 

 

「2、発病からの経過ドキュメント編」

 

 退院したらまずやりたいことがありました。

 それは、病院の2階にある、タリーズコーヒーバウムクーヘンを食べることでした。病院の外来はちょうどそのコーヒー屋の前を通って行くので、コーヒーのおいしそうなにおいと、おいしそうに置いてあるスポンジ食が食べたくて食べたくて仕方ありませんでした。

 退院したら、ほんのひとかけらでいいから、バウムクーヘンを食べることを決めていました。コーヒーは牛乳を入れて飲んでいたのですが、入院してからはブラックで飲んでましたので、コーヒーはブラックでしたが、袋に入った小さいバウムクーヘンのかけら、一口でいいから食べることが楽しみでした。

 荷物をかかえて、2階に行き、コーヒーとバウムクーヘンを注文。席に座って、半分を食して、半分はかみさんに食べてもらおうと思っていました。

 待望の食するとき、たかがバウムクーヘンなのに、一口かじった瞬間、その甘い味が広がって、もうもうそれはたまらない味でした。今までこんなこと簡単に食べていたし、感動もなかったのですが・・・。ちょっと油断すると涙が出るくらいにうれしい感情が流れていました。

 袋に入った小さなバウムクーヘン。それを半分くらい食したのですが、こんな感動は久しぶりに味わった感覚だったのです。

 そこから退院生活が始まるのですが、そこからそういう感動もたくさん味わうと同時に、うまくいかないことや、迷うことや辛いことに多々出会うことになります。

 

 

 ・・・・・次回へ続く